キッチンの収納は「取り出しやすさ」が家事時短のコツ

2021年10月27日

家事を簡略化しようとしても、物がゴチャゴチャしていると、どこに何があるかわからなくなりがち。探す手間が増え、家事も面倒になってしまいます。

調理器具や調理家電など、頻繁に使うキッチンツールは、サッと取れることを優先して収納します。

重くて取り出すのが大変な鍋やフライパンは、取り出しやすい高さに平置きし、キッチンツールは調理台近くに吊るして収納。これなら、ワンアクションで手にすることができます。

食器は、普段使う必要数だけを取り出しやすく置いています。しょっちゅう使うモノなら、出しっぱなしでも汚れることはありません。

まずは物の数を減らすことから

「いつか使うかもしれない」「使えば便利だけど普段は使わない」など、使用頻度は低いものの、何となく手元にある物たち。家事のしやすい収納を考える際、物の数を減らすことが第一歩です。

「自分にとって『本当に必要な物は何か』を見極める

何を残すかを見極めるには、自分がどのレベルで『家事の時短』を求めているかも考えるのも上手くいくコツです。

「『とにかく効率性重視。手際よく家事がしたい』場合と、『ある程度手間がかかっても、デザインや見た目もこだわりたい』場合では、残す物も変わってきます。まずは、自分がどんな生活をしたいのかを意識してみましょう」

道具を兼用して調理道具を減らす

調理道具が増えがちなキッチン。兼用できる道具を見極めて物を減らしていきます。

どんぶりはボウルとしても使用、そばちょこはデザート入れや、飲み物を入れるコップとしても利用。そうすると、物が減り、空間が増えて家事動線が効率化します。また、『ボウルとして使ったけど、すぐどんぶりとしても使用するから』と、こまめに洗うようになるため、洗い物もたまりません」

あれば便利でも、使用頻度が低い物が多いと、かえって邪魔になります。

また、余計な物があるとゴチャゴチャしてしまい、必要な物が取り出しにくくなります。探す手間もかかり、面倒が増えてしまいます。

物を厳選すると、必要な物がすぐ分かり取り出しやすくなります。しかもお気に入りばかりが残るので、使うのが楽しくなります。

キッチン断捨離のコツをまとめてみました。こちらの記事もどうぞ↓↓↓

キッチンの断捨離で迷わず捨てられるコツ

必要な物がすぐわかるキッチンは動きやすくなるため時短に

物を減らしてスッキリしたキッチンは、どこに何があるかすぐに分かるうえ、片付けやすくなります。

家族で物の住所を共有して分かりやすく

どこに何が置いてあるかを決めたら、家族で共有することが大切です。

しまう場所をママだけが知っているのでは意味がありません。どこに何があるかは、家族で共有しておくと散らかりにくくなるばかりでなく、家族から家事の協力を得やすくなります。

使いやすさを重視する

「収納すること」に意識を向けすぎると、かえって使いにくさ、片付けにくさにつながる場合があります。

いちいちボックスを出して、その中にしまう手間が面倒で、結局使わなくなることも。これでは収納として機能してくれません。

まとめ

まずは物の数を減らし、置き場所を決めるのが大切です。

もちろん、疲れてできないときもあるかもしれません。でも、そこは責めずに、できるときに頑張るスタンスである程度ゆるさを持っていた方が、収納も無理なくできるようになり、結果的に家事時短につながると思います。

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